休職してみて気づいたお金のこと|9か月休んでわかったお金のリアル

休職するとお金はどうなるのだろう。

私自身、休職する前はあまりイメージができていなかった。
もちろん給料が減ることは分かっていたし、病院代もかかるだろうとは思っていた。
ただ、実際に休職してみると、想像していたのとは少し違う発見がいくつもあった。

最初にお伝えしておくと、これは私の場合の話である。
会社の制度や保険、病院によって状況はかなり変わると思う。
あくまで一例として読んでもらえればうれしい。

まずは一番気になるであろう給料の話から。

私の場合、会社の制度で休職中も給料はおおよそ7割程度出ていた。

そして驚いたのがボーナスだ。
事前に経験者から
「びっくりするくらい少なくなるよ」
と聞いていた。
だから驚かないと思っていた。
…驚いた。
人は心の準備をしていても驚く時は驚くらしい。
それでも、出るだけありがたいと思った。

次に病院代。

私の場合、精神科の診察代は毎回1,500円前後だった。
思っていたほど高くはなかった。
その代わり、想像以上だったのが薬代だ。
最初は3,000円台だったが、薬が増えるにつれて少しずつ上がり、
最終的には6,000円〜7,000円近くになることもあった。
診察代より薬代の方が高い。
病院へ行っているのか、薬局へ行っているのか、たまに主役が分からなくなる。

また、途中で薬剤師さんとの会話から気づいたこともあった。
「実は薬が結構余っているんですよね」と話したところ、
「先生に言えば調整してもらえると思いますよ」と教えてもらったのだ。
言われてみればその通りである。
それ以降は診察のたびに、
「あと何日分残っています」
と伝えながら処方を調整してもらうようになった。

もう一つ意外だったのが診断書代だ。
私の通っていた病院では1枚3,800円だった。
最初の頃は毎月お願いしていたのだが、途中で先生から
「2か月分まとめて出すこともできますよ」と教えてもらった。
その時は、「あ、そういうこともできるんだ」と思った。
もちろん状態にもよると思うが、先生から提案してもらって以来、
2か月分まとめてお願いするようになった。

そして今回、自分を少し褒めたいことがある。
領収書を取っておいたことだ。

実は2025年にもそれなりに病院へ通っていたのだが、その頃は領収書をほとんど保管していなかった。
後から振り返ると、「あれ、結構かかっていたな」と思った記憶がある。

そのため2026年は、「これは医療費控除の対象になるかもしれない」と思ったので、
病院や薬局の領収書を保管するようにした。
交通費もメモしている。

以前、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取った時に知ったのだが、医療費控除は病院代だけではない。
通院のための公共交通機関の交通費や、一部の市販薬も対象になる。
私は今回、市販薬はほとんど買っていないが、こうしたものも対象になる場合がある。
もちろん細かい条件はあるので、気になる場合は調べてみると発見があるかもしれない。

医療費控除で戻ってくる金額は、支払った医療費そのものに比べるとそれほど大きくないことが多い。
それでも、せっかく使える制度なら活用したいと思っている。

休職してみて改めて思ったのは、事前情報は思った以上に大事だということだった。

ボーナスのこと。
薬代のこと。
診断書のこと。

私は経験者の話に何度も助けられた。

だからこそ、もし身近に経験者がいるなら、一度話を聞いてみるのもいいと思う。
今回書いた話も、これから休職する誰かの事前情報の一つになればうれしい。

【ついでに気づいたこと】
・事前情報は大事だった。経験者の話に何度も助けられた。
・病院代より薬代の方が存在感が大きかった。
・領収書は捨てない方がいい。未来の自分が少し感謝するかもしれない。

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