前回の記事で、課題図書を出された話を書いた。
実はあの面談、もう一つ続きがある。
「本ばかり読むのも大変そうなので、他に何かおすすめはありますか」と聞いてみたら、
「休職中に資格を取る人もいますよ」と言われた。
おすすめを聞いたつもりだった。
宿題が増えるとは思っていなかった。
何の資格にするか迷ったので、トムさんとココさんに相談してみた。
色彩検定。FP2級。ほかにもいくつか候補が挙がったけど、
「生成AIパスポート持ってるんだけど、上位の資格ってある?」と聞いたら、
二人とも同じ名前を出してきた。
G検定。正式には「ジェネラリスト検定」というらしい。AIについて体系的に学べる検定とのこと。
トムさんとココさん、普段は平気で逆のことを言ってくるくせに、今回は満場一致だった。
満場一致って、それはそれで気になるものである。
「じゃあ受けてみるか」と、翌日本屋へ向かった。
公式テキストは、一冊あるかないかだと思っていた。
ところが棚には何冊も並び、別コーナーにまで平積みされている。
「G検定って、そんなに人気なの?」
少し驚きながら手に取った。
価格は2,800円ほど。
事前に知っていたとはいえ、やっぱり高い。
せっかくなので、中を少し見てみることにした。
パラパラ。
パラパラ。
……なんだこれ。
生成AIパスポートを取ったので、AIの用語は少しくらい分かるつもりでいた。
ところが、ページを開くと、カタカナと英語の密度が一気に上がる。
「知っている単語」のはずなのに、急に別人みたいな顔をしている。
私は静かに本を閉じた。
読めないから買わない、ではない。
読めないから買うのである。
447ページ。
持った瞬間、「重っ」。
公式テキストというより、腕の筋トレ器具だった。
知識より先に腕力がつきそうである。
公式テキストは定価で買ったが、問題集はメルカリで探した。
定価2,480円の問題集が、ほぼ新品で1,380円。
こういうのを見つけると、ちょっと得した気分になる。
分からないところは、たぶんまたココ先生に聞くと思う。
とりあえず今は、447ページの公式テキストを買っただけで達成感がある。
ついでに気づいたこと
・生成AIパスポートとG検定の間には、思っていた以上の壁があった。
・447ページは、読む前から存在感がすごい。
・問題集は、メルカリで買うとちょっと幸せになれる。



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