彼氏の誕生日プレゼントをClaudeで手作り|プログラミング未経験の50代がWebアプリを作ってみた①

彼氏の誕生日プレゼント、毎年のカードがマンネリ気味

彼氏の誕生日には、毎年何かしらカードを贈っている。

今年もカードを作ろうかな。
でも、なんか普通だな。
自分で始めた恒例行事に、自分で飽きている。

せっかく最近AIでいろいろ遊んでいるんだから、今年はちょっと違うことをしてみたい。

そこで思いついた。
この1年間に撮った写真を使って、誕生日用の写真動画みたいなものを作ったら面白いんじゃないか。

Claudeに誕生日動画の作り方を相談したら、CapCutとCanvaをすすめられた

ということで、Claude、通称クロちゃんに相談した。

ChatGPT(トムさん)もGemini(ココさん)も使っているけれど、「アプリならClaude」という話をよく耳にしていた。
こういうのはクロちゃんが得意なんじゃないか。
噂は信じるタイプである。

「彼氏の誕生日に、1年間撮った写真を使って動画を作ろうかなと思って」

するとクロちゃん、
「素敵なアイデアですね、きっと喜んでもらえると思います」
と、まずは丁寧に褒めてきた。
毎年のカードの話まで、ちゃんと拾っている。
聞き上手である。

続いて、質問が3つ飛んできた。
動画は何で作る予定か。
編集アプリの経験はあるか。
どんな雰囲気にしたいか。
しかも答えはボタンで選べる。
押すだけ。
親切すぎる。

私は「パソコンでしっかり編集」「ほぼ初めて」「明るく楽しい系」をポチポチ押した。
しっかり編集したいのに、ほぼ初めて。
やる気と経験値が、まったく噛み合っていない。

返ってきた答えは、
「CapCut(PC版)かCanvaがおすすめです」。
どちらも無料で、写真を並べるだけでサマになるらしい。
「流れはこんな感じです」と、手順の説明まで始まった。

丁寧だ。
的確だ。
そして、よそのアプリをすすめている。

いや。
そうじゃなくて。
私はクロちゃんで作りたいのだ。

「Claudeで作りたい」と言ったら、まさかのできません宣言

そう伝えると、クロちゃんは
「なるほど、クロードで作りたいんですね!」
と受け止めたうえで、こう続けた。

「正直に言うと、クロードは動画編集ソフトみたいに直接mp4(いちばん一般的な動画ファイルの形式)を書き出す機能はないんです」

まさかの、できません宣言である。

ただし、話には続きがあった。
動画は作れない。
でも「動画っぽいスライドショー」なら作れる。
それを画面録画すれば、実質的に動画になるという。

動画っぽい。
実質的に動画。
つまり、動画ではない。
でも、録画すれば動画。
一休さんのとんちみたいになってきた。

クロちゃんは「さっそく写真をアップロードしてもらえますか?」と、もう準備万端で待っている。
でも、私はそこで聞いてしまった。

「これって、コード使って何かアプリみたいなのから作れないの?」

コード0文字で、誕生日動画アプリがすぐできた

クロちゃんの返事は、
「いいですね、それなら実際に動くミニアプリを作りましょう」。

そして本当に、
速攻で作ってきた。

早い。
仕事が早すぎる。

「こんな感じで作ってみました」の一言とともに現れたのは、

「Birthday movie maker」

の文字。

写真をまとめてアップロードできる。
順番も入れ替えられる。
写真ごとに一言メッセージを入れられる。
BGMもつけられる。
プレビュー再生もできる。

そして最後の一行で、目を疑った。
「動画として書き出す」を押すと、動画ファイルとしてダウンロードされます(画面録画は不要)

画面録画は、不要。

ついさっき「mp4を書き出す機能はないんです」と正直に打ち明けた、あのクロちゃんである。
できません宣言から、まだ画面ひとスクロールぶんしかたっていない。

と、ツッコみかけて、よく見ると、できあがる動画は「mp4」ではなく「webm」という別の形式だった。
調べたら、どちらも動画のファイルである。

つまりクロちゃんは、
「mp4は作れない」
「でも動画は作れる」
の、どちらも本当のことを言っていた。
嘘はついていない。
律儀である。

「アプリみたいなの」と言ったら、本当にアプリが出てきた。
「みたいな」が取れた。
しかも私はコードを一文字も書いていない。

こうして、彼氏の誕生日用Webアプリの第一号ができた。

なぜ「第一号」なのか。
このあと、
「あ、ここ直したい」
「これもできる?」
「やっぱりこうしたい」
を繰り返し、何度も何度も修正することになるからである。

第一号は、わりとすぐに第二号になる。

その話は、また次回。

【ついでに気づいたこと】
・クロちゃんに動画の相談をすると、最初はCapCutやCanvaなど、他のアプリをすすめてくるらしい。
・「できません」と言われても、聞き方を変えると、別のやり方が出てくることがあるらしい。
・「アプリみたいなの」くらいのふわっとした頼み方でも、本当にアプリが出てくる。

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