先週の日曜日。
21時に眠くなった彼と、「もし早起きしたら朝散歩と朝マックもいいかもね」
という話をしていた。
「もし」と言いながら、2人ともそこそこ本気だった。
この夜早く寝たい私が久しぶりにチョイスしたのは、
メンタリストDaiGoさんが紹介していた「画像連想睡眠法(シリアル・イマジェリー)」だ。
以前紹介した「認知シャッフル睡眠法」と系統は似ているが、
こちらは言葉ではなく画像を次々に切り替えていく方法だ。
(認知シャッフル睡眠法については以前の記事で紹介しています。)
やり方はシンプル。
まず一つ、適当な単語を思い浮かべる。「映画館」。
その色や形を頭の中でできるだけ鮮明にイメージする。
次に、全く関係のない「マグカップ」を思い浮かべ、またその姿を映像として描く。
さらに「カブトムシ」……と、脈絡のない画像を次々スライドショーのように切り替えていく。

人間は悩み事や不安があると、どうしても論理的に考えて脳が覚醒してしまう。
けれどこの「脈絡のないイメージの濁流」を流し込むと、
脳が「あ、今自分は意味不明な夢を見ている状態なんだ」と勘違いして
思考を停止してくれるらしい。
うつや不眠で悩んでいる方にもおすすめしたい方法だ。
この夜は画像連想法が見事にハマり、23時半には眠りについた。
目が覚めたのは4時半。
彼がトイレに立つ気配で目が覚めた。
私もトイレへ。
帰りにふと窓を見たら、朝焼けが広がっていた。
綺麗だった。
部屋に戻って彼に報告したら、彼も起きてきた。
2人で窓から朝日が昇るのを眺めていたら、
「起きちゃうよね」という空気になった。
前日に調べていたマクドナルドは24時間営業だ。
再確認した瞬間、2人のスイッチが入った。
朝散歩はメンタルにもいいと言われている。
朝の光を浴びることでセロトニンが分泌されるし、
適度な運動で自律神経も整いやすい。
うつの療養中の私にとっては、まさに一石二鳥だ。
15分で身支度を整え、帽子を深く被って外へ。
仙台の4時半の空気はヒヤッとして爽やかだった。
散歩中、飲み明かした様子の年上と思われる男女4人組を見かけた。
「あの人たち、今まで飲んでたんだよね」
「5時まで飲めるって、マジで元気だよね」
「しかも私たちより年上っぽいのに」
純粋に尊敬した。
私にはもう無理だ。
近所の神社にも行った。新緑が驚くほど鮮やかで、それだけで「起きて良かった」と思えた。
朝5時に神社でお参りをするとは、なかなか徳を積んでいる気がする。
気がするだけかもしれないが。
散歩のゴールは10分ほど歩いた先のマクドナルド。
2階席に上がると、私たちも先客の高校生たちも、
吸い寄せられるように窓際の席を選んでいた。
早朝の窓際は、ほぼ全員が選ぶのかもしれない。
人間の本能に「夜明けを見届けたい」という設定でも入っているのだろうか。
一角では、ジャージ姿に部活バッグを置いた女の子が本気で爆睡していた。
朝日の中で「おやすみ」と「おはよう」が共存している。
なかなかカオスな空間だ。
でも誰も何も言わない。早朝のマックは、わりと無法地帯である。
彼に買ってもらったソーセージエッグマフィンのセットとコーヒーを楽しんで店を出ると、
街には少しずつ会社へ向かう人たちの気配が混ざり始めていた。
帰宅後、私はソファーでウトウトした。
朝4時半に起きて散歩してお参りしてマックまで行ったのだから、
当然の報いである。
ふと目が覚めると、彼は完全に目が冴えてパソコンで作業をこなしていた。
謎の体力だ。
時計を見ると、まだ午前9時。
「散歩もお参りも済ませたのに、まだ9時だよ。1日がめっちゃ長い!」
2人で笑った。
無理のない範囲で、またこんな朝があってもいいかもしれない。
まあ、次は二度寝するかもしれないけど。
【ついでに気づいたこと】
・画像連想睡眠法は、脈絡のないイメージを次々流し込むと脳が思考を停止するらしい。夢を見ている状態と勘違いするらしい。
・仙台の朝5時は、もうすっかり明るかった。早起きして外に出て初めてわかったと思う。
・朝4時半に起きて散歩してお参りしてマックに行っても、まだ9時だった。朝は長いらしい。



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