【番外編】仙台ラーメンフェスタ2026第2幕レポ|ラーメンが苦手な私がミシュラン掲載店に3杯やられた話

仙台ラーメンフェスタ2026、第2幕に行ってきた。

このイベント、第1幕と第2幕でお店が総入れ替えになる。
第2幕は5月1日から6日まで。
つまり「もう一回行く理由」が、公式の手によってきっちりと用意されているわけだ。
うまい商売である。

もともと5月3日あたりに行こうと話していたが、昨日、午前中に彼からLINEが入った。
「今日の午後休み取った。ラーメンフェスタ行こう」

外は、かなりの強風。しかも雨予報である。
それでも行くのか、と思ってちょっと笑ってしまった。
彼は雨が大嫌いなはずなのに。
好きなものの前では、自分の「初期設定」が消えるタイプらしい。

今回の作戦は、一旦彼の家に集合し、
テレビの特集を視聴してターゲットを絞り込む。
大人たちが真剣にラーメンで作戦会議をする図である。
厳選の結果、決定したのが以下の3本立てだ。

  1. 東京・中華蕎麦 三藤「地鶏とはまぐりの塩そば」
  2. 信州鶏白湯 気むずかし家×本枯中華そば魚雷「信州濃厚鶏白湯ラーメン」
  3. 東京・はるちゃんラーメン「はるちゃんの中華そば」

もはや食べ歩きではなく、完全にコース料理の構成である。

会場の長町に到着。
あんなに荒れていた天気が、会場に着いた瞬間にピタッと止んだ。
風も収まり、並んでいる間も傘をささずに済んだ。

しかも平日かつ悪天候予報だったおかげで、会場は驚くほど空いていた。
並びはほぼゼロ。これは完全に想定外の幸運だった。


まず1杯目、中華蕎麦 三藤。
ミシュランガイド東京7年連続掲載のお店だ。

全部入り500円追加。

私はもともと貝だしのスープが好きで、
はまぐりと地鶏のWスープと聞いただけで期待値が上がっていた。
実際に飲んでみたら、その期待を超えてきた。
普段スープを飲み干さない私が、気づいたら飲んでいた。

丁寧に、とことん丁寧に作られた味だった。
「次はお店でゆっくり向き合いたい」と思ったのは、
それだけ手間をかけて作られているのが伝わってきたからだ。
フェスの屋外で食べるにはもったいないくらいの一杯だった。

次、信州濃厚鶏白湯ラーメン。


玉子追加

鶏白湯の元祖と言われるだけあって、スープへのこだわりが半端じゃない。
鶏の香りがふわっと立ち上がって、そのままガツンとくる。
濃厚なのに不思議な調和があって、何とも言えない美しさがあった。
ラーメンという食べ物の奥深さを、またひとつ教えられた気分だった。

普通なら、ここで終わり。だが、私たちは行く。

3杯目、はるちゃんラーメン。
ミシュランビブグルマン4年連続選出のお店だ。

実は彼は煮干しが苦手だ。
それでも「これナンバーワンじゃない?」と唸った。
煮干しの風味が旨味に溶け込んで、苦手なはずの味が全然気にならない。
絶妙なバランスとしか言いようがない。
平打ちのモチモチ麺に2人同時に「麺うまっ」と声が揃った。

2人そろってのMVPだった。

3杯を完食して会場を後にしようとしたその瞬間。
またパラパラと雨が降り出した。

滞在していた数時間だけ、雨風を止めてくれた空だった。


と、ここまでは幸せなイベントレポートなのだが、ここからが本編である。

翌朝。
「お腹すいた」という彼のリクエストで、うどんを作った。
ふと見ると、彼は汁を最後の一滴まで飲み干していた。

「イヤイヤイヤイヤ。飲み干すの禁止だからね」

ラーメン1.5杯の翌朝にうどんの汁まで飲み干すとは何事か。
もともと塩分あるんだから、飲み干すのはもう終わりにしようと伝えた。

彼はきょとんとしていた。
絶対、聞こえていないふりをしている顔だった。

次回からは、汁を半分以上飲まないようにガン見することに決めた。
これが私に課せられた使命である。

仙台ラーメンフェスタ2026
第一幕:4/24(木)〜4/29(火)
第二幕:5/1(木)〜5/6(火)
※4/30は休み
会場:長町 11:00〜20:00(最終日18時まで)
ラーメン1杯1000円
公式サイト:https://sendai-ramenfesta.com/

【ついでに気づいたこと】
・ラーメンが苦手と言いながら、3店舗のラーメンを楽しんでいた。何が苦手なのか、だんだんわからなくなってきた。
・煮干しが苦手な人が「これナンバーワンじゃない?」と唸るラーメンがあるらしい。苦手と嫌いは違うのかもしれない。
・ラーメンの汁は「イベントだから特別」で飲み干した。翌朝のうどんの汁も飲み干していた。監視の目を緩めてはいけないらしい。

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