復職審査委員会の仕組み、産業医面談でだんだん分かってきた話

復職に向けた、最後の産業医面談があった。

結論から言うと、9月から復職することにした。

本当は、あと1か月くらい調整してから、と思っていた。
でも、今回9月の復職を見送ると、会社の仕組み上、また3か月療養することになるらしい。

3か月。
それは長い。

そこはもう即答だった。
「9月で復帰します」

ここ最近、また睡眠が乱れていた。
頭痛や耳鳴りも出ていたし、以前と似た感じで、出かけること自体が面倒になる日があった。
よりによってその日が、ベガルタ仙台のホームでの宮崎戦だった。
結局、行くのをやめた。

そして、そんな日に限って推しの中島元彦選手が2ゴール決めた。
そこは、テレビの前で悶絶するレベルで悔しかった。

産業医も、私が毎日つけていた「いつ寝て、いつ起きて、何をしたか」の記録表を見て、睡眠がまだ安定していないことは気になっていたらしい。
私の意見を尊重したいと思いつつも、前回の面談の時から、
「もう少し療養を延長してもいいのではないか」
と考えていたという。

なるほど。
私だけが心配しすぎているわけでもなかった。

それでも、3か月は長い。
だから、9月で復帰する方を選んだ。

そして、ここからさらに会社の復職制度について、いろいろ分かってきた。

そして、この「3か月」は復職したあともついてくる。
いったん復職して、やっぱり調子が悪くてもう一度休むことになった場合も、また3か月療養。
なかなか離れてくれない。

しかも私は、復職したらすぐフルタイム勤務に戻るわけではない。
最初の1か月は4時間勤務。
昼休みを挟んで、14時まで。
その後の2か月は6時間勤務。
こちらは16時まで。

しかも、この4時間→6時間→フルタイムの節目ごとに、また審査がある。
今回の分も含めて、合計3回。
つまり、9月から12月末まで、無遅刻無欠席をキープした上で、あと2回審査を通過する必要がある。

これまで普通に出勤していた時期でさえ、月に1〜2回は年休を使っていた。
それを思うと、なかなかの高い要求である。

病気療養そのものは継続していて、その中でリハビリ出勤をしているという扱いになる。
だから、この期間には年休という概念がない。

年休がない。
ということは、
「この日は○○なので年休を取ろう」
ができない。

しかも、フルタイムに戻るまでは、給料は7割。
交通費も出ない。
リモートより出社の方がいい、とは言われるけれど、交通費は出ない。

つまり、7割の給料で、好きに休むこともできず、交通費だけ自腹で会社に通う。
フルタイムを急ぐ理由は、単純にここにある。

そして産業医からは、休まずに出勤を頑張ることがとにかく大事だと言われた。

「今、平日に予約しているクリニックも、土曜に変更すれば問題ないですね」
そう言われて、まあそうですねと答えた。

休んだ理由は、忌引きでも風邪でも頭痛や耳鳴りで調子が悪くなっても関係なく、休めば「1」というフラグが立つ。
その数が多いほど、フルタイムへの復帰は延びるという。

そのうえで最後に念を押された。
「でも決して無理しないこと」
……どっちなんだよ。

頭痛や耳鳴りを無理して働き続けた結果がこれなので、復職前から、なかなか高度なさじ加減を要求されている。

審査当日は、夕方に上長から結果の電話が来る。
その前には、もう一度通勤訓練がある。

ちなみに、来月の平日には、もう温泉を予約している。
無遅刻無欠席の誓いは、もう崩れる予定である。

「もう何か予定は入っていますか」と産業医聞かれて、つい、
「母の目の手術があります」
と答えてしまった。

本当にある手術だが、立ち会うのは姉である。

「んー。休むのは復帰に影響あるので家族に代わっていただくことはできますか?」

頭の中は完全に温泉なのに、
「うーん、難しいかもしれません」
と神妙な顔を作った。

そんな感じで温泉だけは死守したものの、復職そのものについては、時間が経つにつれて不安が大きくなってきた。
考えてみれば、会社を離れてもう1年になる。
今の業務内容も、正直よく分かっていない。
しかも9月は、10月からの下期に向けて忙しい時期である。
そこへ私は、4時間勤務で戻っていく。

休まず頑張る。
でも、決して無理はしない。

できるのか。

温泉の予定だけは、すでにある。
仕事の方は、まだよく分からない。

復職が決まる前から、不安だけは順調に育っている。

【ついでに気づいたこと】
・「療養延長」は1か月刻みでは選べず、3か月単位になるらしい。復職後に再休養する場合も同じらしい。
・休んだ理由は忌引きでも風邪でもメンタルでも、記録上は同じ「1」としてカウントされるらしい。
・「休まないようにする」のと「無理はしない」のを両方求められると、なかなか難しいと思った。

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