仙台七夕まつりを歩いてきた話|七夕は7月じゃないのである

今回は少し趣向を変えて、地元・仙台のお祭りを紹介したい。

いつもは休職やAIの話ばかりなので、今日は寄り道である。

この記事が公開される頃には、今年の仙台七夕は終わっている。
でも、仙台七夕は毎年8月6日から8日の3日間開催される。
来年、「ちょっと行ってみようかな」と思った時の参考になればうれしい。

七夕といえば7月7日。
でも、仙台で育つと、七夕は8月なのである。
子どもの頃から、七夕といえば8月6日から8日の3日間だった。
だから毎年7月7日に「今日は七夕ですね」という話題を見かけても、「七夕はまだ先だな」と思ってしまう。

実は仙台七夕は、旧暦の七夕に合わせて8月に開催されている。
始まりは400年以上前、伊達政宗の時代までさかのぼるらしい。
戦後には「街を元気にしたい」という思いで復活し、今に続いているそうだ。

そんなこともあって、私にとって七夕は、夏が来たことを感じるお祭りでもある。

子どもの頃は毎年のように見に行っていた。
でも大人になると、人混みが少し苦手になって、いつの間にか足が遠のいていた。

そんな私がまた七夕を見に行くようになったきっかけは、コロナ禍だった。
感染対策のため、吹き流しはいつもより短くなっていた。触れないように、という配慮だったのだと思う。
それでも商店街には、ちゃんと七夕があった。
「こんな状況でも続けるんだ。」
あれを続けるだけでも、きっと大変だったと思う。

そう思ってからは、毎年とはいかなくても、時間が合えば見に行くようになった。

今年は通勤訓練の帰りに立ち寄ることにした。
街に出るちょうどいい口実ができた、くらいの気持ちで。

しかも今回は、いつもと逆ルート。
普段は仙台駅側から歩くことが多い。
でも今回は会社側から歩くことになり、一番町四丁目商店街からのスタートだった。
何度も見てる七夕なのに、入口が変わるだけで少し新鮮に感じる。

午前11時前。
平日の初日だから、そこまで混んでいないだろうと思っていた。

甘かった。
思った以上に人が多い。
地元の人も、観光客も、みんな上を見ながら歩いている。

ふだんなら、スマホを構えて急に立ち止まる人がいたら「え」ってなる。
でも今日は違う。
みんな撮りたいから、みんな譲り合っている。
「これ、いいよね」共感の気持ちが先に立つ。
やっぱり人気のお祭りなんだと思った。

ここからサンモール一番町へ向かう。
私が毎年楽しみにしているのが、藤崎の吹き流しだ。

近くで見ると、その大きさと綺麗さに毎年圧倒される。
これはもう流れ星のよう。
(下の写真は藤崎の吹き流しの中。ここがまた絶景)

仙台七夕の吹き流しには、織姫の糸を表し、裁縫や機織りの上達を願う意味があるらしい。
正直、凝った作りが綺麗だな、としか思っていなかった。
違った。
誰かの願いの糸だった。

続いてマーブルロードおおまち、ぶらんど~む一番町商店街へ

仙台が舞台のアニメ「ハイキュー‼」が圧倒してくる。


クリスロード商店街へいくと、宮城のスポーツチームの吹き流しなども発見

お目当てのベガルタ仙台の吹き流しも。
これは見つけたら撮る。
サポーターなので。


最後はハピナ名掛丁。
信号待ちも楽しい。

そして歩いていて、毎年ちょっと面白いと思うことがある。

地元のお店はもちろん、本気で飾りを作る。
それは分かる。
でも全国チェーンのお店まで、本気なのである。
「そこも参加するんだ。」
福岡発の一蘭が、こんな遠くの街でも本気を出していた。
「今年はこんなデザインなんだ。」
大阪から来たばかりの店員さんも、
あの時、仙台流の謎タスクと格闘していたんだろうか。
想像すると、ちょっと笑えて、ちょっといい。

いつもなら20分で着く道のりが、この日は1時間以上かかった。
3倍である。
それくらい混むので、来年行く人は覚悟しておいてほしい。

子どもの頃は当たり前だった景色も、大人になると少し見え方が変わる。
それでも8月になると、また吹き流しを見に行きたくなる。そういうものらしい。

【ついでに気づいたこと】
・仙台で育つと、七夕は7月より8月のイメージが強い。
・歩くルートが変わるだけで、見慣れた街も少し違って見える。
・全国チェーンまで本気で七夕飾りを作っていると、毎年ちょっと笑ってしまう。

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